Heathers : The musicalの最初の曲、"Beautiful"を紹介します。
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概要
ベロニカはスクールカースト低めの高校生。高校生活にウンザリしているが、ものごとは良くなるという希望も持っている。ある日、カースト頂点の女子3人組「ヘザース」に見出され、仲間入りする。
歌詞
原語(英語)歌詞はこちらのサイトで見られます。
(食堂で日記を書くベロニカ。)
ベロニカ:
1989年9月1日の日記―私は自分が良い人間だと信じてる。
私は皆に良いところがあると考えてるでしょ。
でも今日は最終学年の初日。
私は皆を見回して自問する…何が起こったの?
生徒たち:
変人!ヤリマン!デブ!(等々と悪口を叫びあう)
ベロニカ:
私たちはとても小さくて幸せで輝いてて、鬼ごっこをしてた。
歌って、手を叩いて、笑って、昼寝して、クッキーを焼いて、ペーストを食べて…
私たちは成長した、それが引き金だった。フン族のローマ侵攻みたいに…
私の学校へようこそ
これは高校じゃなくてサンダードーム
息を止めて日数を数えて、私たちはすぐ卒業
大学は天国だろうな、6月までに死ななければだけど!
でも、人生は美しくできるって知ってる
もっと良い道のために祈ってる
もし私たちが元に戻れれば、私たちはもう一度変われる
私たちは美しくなれる…
…まぁ今日じゃないな!
(ぶつかって倒れた生徒に駆け寄る)ねえ、大丈夫?
生徒"オシャレバカ":
どっか行けよ、オタク!
ベロニカ:
ものごとはきっと良くなる
ハーバードやデュークやブラウン大学から合格通知が来る
この昏睡から覚めて、卒業証書を貰えば、この町なんか吹き飛ばせる
蔦で覆われた壁、オシャレなカフェ…
マッチを擦ってこのゴミ溜めを吹き飛ばしたいって衝動と闘わなきゃ!
(ラムはベロニカのお盆をひっくり返す)
ラム:
お~っと
ベロニカ:
ラム・スウィーニー。ラインバッカーとして3年、お盆を叩いて8年のクソ野郎
ラム:
俺になんか言ったか、アバズレ?
ベロニカ:
…何も。
ベロニカ&生徒たち:
でも人生は美しくなれるって知ってる
良い方法のために祈ってる
昔は私たち優しかった、もう一度優しくなれる
私たちは美しくなれる.,.
ベロニカ:
アッ…よっマーサ!
マーサ・ダンストック。オムツの頃からの親友。
マーサ:
夜、映画みない?『プリンセス・ブライド』借りたの。
ベロニカ:
また?もう覚えちゃったんじゃない?
マーサ:
何というか、ハッピーエンド大好きなの。
カート:
マーサ・”ダンプトラック”だ!道を開けろ~!
(カートがマーサのお盆を叩き落す)
ベロニカ:
カート・ケリー、クオーターバック。
アメフトチームで一番頭いいの、つまりドワーフで一番背が高いのと同じことだけど。
ちょっと、今すぐ拾いなさい!
カート:
おい、俺に言ってんのか?
ベロニカ:
そうだよ!あなたは何の権利があって私の友達を苛めるの!
あなたは高校までで過去の人になる運命なんだから。
将来ガソリンスタンドの店員になるしかないくせに。
カート:
お前、ここにニキビあるぜ。
ベロニカ&生徒たち:
今日の日記:なぜ…
なぜ彼らは私を嫌うの?
なぜ私は立ち向かわないの?
なぜ私はこんなキモい行動するの?
なぜ彼は私とデートしてくれないの?
なぜ私は彼を殴ったの?
なぜ私は泣きながら眠るの?
誰かが私を抱きしめてくれる!
誰かが私を直してくれる!
誰かが私を守ってくれる!
サインを送って、神さま!
希望を下さい!生きるための何かを!
(花道が作られ、3人のヘザースが登場)
生徒たち:
あっ、ヘザーとヘザーとヘザーだ!
ヘザー、ヘザー、ヘザー、大好き!
ヘザー、ヘザー、ヘザー、大嫌い!
ヘザー、ヘザー、ヘザーがほしい!
ヘザー、ヘザー、ヘザーが必要…
ベロニカ:
そしてあれがヘザース、皆の頂点にいるの。
ヘザー・マクナマラ、
チアリーダーのキャプテン、お父さんは婚約指輪を売ってて大金持ち。
ヘザー・デューク、
年鑑を検索…識別可能な人格なし、ただしお母さんがインプラントを購入。
そしてヘザー・チャンドラー、
完璧。彼女は伝説のビッチ。
彼女らは固いテフロン…絶対邪魔されないし、嫌がらせされない。
私はあんなふうになれるなら何でもする。
生徒"オシャレバカ":
彼女たちと付き合えたらなあ!
生徒たち:
そうだったらいいな~
生徒"ヤク中娘":
あのテーブルに座れば、男子は私に気づくだろうになあ!
生徒たち:
そうだったらいいな~
マーサ:
彼女たちが親切ならなぁ。
生徒たち:
そうだったらいいな~
生徒"悩めるオタク":
ヘザーを一人誘拐して、古い倉庫で裸の写真を撮って、縛ってネズミたちの中に放置したいなあ!
(ベロニカは女子トイレに入る。ヘザー緑が吐いているのを他のヘザーが見ている)
ヘザー赤:
しっかりしてヘザー。過食症なんて古いよ。
ヘザー黄:
病院に行ったほうがいいかもよ、ヘザー。
ヘザー緑:
うん、ヘザー。そうかも。
フレミング先生:
あ、ヘザーとヘザーとヘザー。
吐く音でベルが聞こえなかったの?遅刻ですよ。
ヘザー赤:
ヘザーは体調が悪いんです。私たち、彼女を助けてるんです。
フレミング先生:
外出許可証持ってないでしょ。一週間の居残りだね。
ベロニカ:
フレミング先生、私たち4人とも許可証持ってます。年鑑委員会の用事で。
フレミング先生:
確かにリストにあるね。目的地に急いで行きなさい。
ヘザー赤:
これは良くできた偽造品(の許可証)だね。あなた誰?
ベロニカ:
ベロニカ・ソーヤー。拙者は褒美を頂戴したくございまする。
ヘザー赤:
褒美って何?
ベロニカ:
昼食のときあなたたちのテーブルに座らせてくれない?
一回でいい。喋らなくてもいい。
もしあなたたちが私を許容していると思われれば、皆は私のことを放っておいてくれるようになる。
ちなみに、私は成績表と許可証と欠席票も作れるよ。
ヘザー緑:
処方箋は?
ヘザー赤:
黙ってて、ヘザー。
ヘザー緑:
ごめん、ヘザー。
ヘザー赤:
ちょっと太ってるけど、いい骨格だね。
ヘザー黄:
それに顔が左右対称。
もしあなたの頭蓋骨を中心で切ったら、二つがぴったり一致する。それってすごく重要。
ヘザー緑:
もちろん、もうちょっと痩せなきゃいけないけど。
ヘザー赤:
この子、綺麗になると思わない?
マスカラやリップグロス、私たちはその途中。
この子の顔を赤くして、そして磨いて。
この子を綺麗にしましょう!
いい?
ベロニカ:
いい!
(ふたたび食堂のシーン)
カート:
どけよオタク!
生徒"悩めるオタク":
僕は何も・・・
ラム:
お前、殺すぞ!
女子たち:
触らないでよ!あっち行け、変態!
生徒"悩めるオタク":
僕、何かした?
生徒たち:
誰がこれを生き延びられる?
ここから逃げ出せない!
死にそう!
(花道からヘザース登場)
フレミング先生:
ヘザーと一緒にいるのは誰?
生徒たち:
ワー、ヘザーと、ヘザーと、ヘザーと、…誰か!
ヘザーと、ヘザーと、ヘザーと、…女の子!
ヘザーと、ヘザーと、ヘザーと、…
マーサ:
ベロニカ!?
生徒たち:
ベロニカ?ベロニカ?ベロニカ!
ベロニカと生徒たち:
人生は美しくできるでしょ!
願って、夢見て、祈って、自分の道を手に入れる!
私にどう感じるか訊いて
地獄の車輪のように見えるけど…神さま、これって美しい!
私って綺麗かも、そして皆も美しい...
今日は超美しい日!
生徒たち:
ヘザー、ヘザー、ヘザー、ベロニカ!
ベロニカ!ベロニカ!
映画版との相違点
|
映画 |
ミュージカル |
始まり方 |
ベロニカはヘザースのパシリで ウンザリしている |
ベロニカはヘザースに未加入 |
ベロニカとマーサの関係 |
特に仲良くはない (幼馴染はベティ) |
親友 |
ミュージカル版ベロニカはちょっと陰キャだがイイヤツっぽい感じ。映画版ベロニカは、最初からヘザースに入っててベティに冷たくしたりするので(仲良くしてるときもあるけど)、ちょっと計算高い感じがする。
映画版では飛び級の話が出てくるし、ミュージカル版ではハーバード大学に入れそうと言っているので、ベロニカの頭がいいという設定は共通しているらしい。
Heathersのまとめ記事↓
iceisland.hatenablog.com