友人がJCSコンに一緒に行ってくれることになったので、予習資料を作りました。
作品について
作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーは、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の曲を作った人。作詞のティム・ライスは、ディズニーミュージカル『ライオン・キング』『美女と野獣』『アイーダ』を手がけた人。この2人が若いころコンビを組んで作ったのが『Jesus Christ Superstar』。このコンビのデビュー作かつ、世に出るきっかけを作った作品でもある。
普通、ミュージカルを上演する際は、演出ももとのバージョンと同じにしないといけないのだが、JSCは演出が自由になっている。そのため、世界各国で色んな演出が見られるのが魅力でもある。日本では劇団四季が数年に1回上演している。また、今までに1973年版、2000年(ミレニアム)版、2012年(アリーナ・ツアー)版)の3回映画化されている。
あらすじ
端的に言うと、新約聖書の現代版作品。超分かりやすいあらすじは下のリンク先の素晴らしいブログを見てね。
~超適当な説明~
ユダ:ジーザスの親友を自認する男。
ペテロ、シモン:ジーザスの弟子。頼りない。
カヤパ、アンナス:ユダヤ教の偉い人。
ヘロデ王:地元の偉い人。
ピラト:ローマから派遣されている役人。
楽曲紹介
JCSはここからはじまった!1970年のコンセプトアルバム(本当はこれより前にシングルがあったらしいが・・・)。これが売れて、ブロードウェイの舞台が制作されることになった。とりあえずこれが基本なので10周してください。
ジーザス役をDeep Purple(ロックバンド)のイアン・ギランがやっていたり、曲はめっちゃロック。
ここからは色んな公演の好きな曲&キャストを紹介していきます。後半趣味に走りすぎた・・・すみません。
ユダは2000年映画版が一番ネットリしてて好き。
ユダ「ジーザス、これ以上目立つとヤバイぜ・・・」
カヤパ、アンナス「ジーザスとかいうヤツ、人気ありすぎで邪魔じゃね?消すか・・・」
シモン「皆でローマと戦おうぜ!」ジーザス「いやいや、何言ってんの!?」
マリアさん、2012年アリーナツアー版。
マリア「ジーザスらぶ」
私の推しのパク・ウンテさんがジーザス役(布教)
ジーザス「神よ、なぜ私が死なねばならないのですか」
ヘロデ王の曲は(伝統的に)何をやってもOKなことになっている。
ヘロデ「オイ兄ちゃんプールの上歩いてみろや」ジーザス「・・・」
オーストリア版のドリュー・サリッチのユダ!この演出はしびれる。ドリュー・サリッチはジーザス役もやってます。
ユダ「こんなはずじゃなかったんや・・・(死)」
ブロードウェイ版のユダ。かっこいいね
番外編で劇団四季の寺田ユダ!何故か元気が出る。劇団四季がみんなこんな感じなわけじゃないよ、念のため。
キャスト
海外から最強の布陣が来日しているキャスト。やばい
ユダ役:ラミン・カリムルーさん
『オペラ座の怪人』のファントムとか、大役はだいだいやっている世界のスーパースター・ラミン。日本でも大人気。『アナスタシア』のグレブのオリジナルキャストでもあるよ!
ジーザス役:マイケル・K・リーさん
韓国とブロードウェイの両方で活動している俳優さん。下の動画はレミゼ。
マリア役:セリンダ・シューマッカーさん
『オペラ座の怪人』のクリスティーヌ。下の動画でファントムをやっているベン・フォスターさんは2012年アリーナツアー版のジーザス役でもある。
ペテロ役:テリー・リアンさん
ブロードウェイで『アラジン』とかやっている方。曲芸動画を見つけてしまった・・・何この人やばくない?
See also:
JCSアリーナツアー版の感想。
テリー・リアンさんとマイケル・K・リーさんがオリジナルキャストを演じた『アリージャンス』