2021年の観劇を振り返る
年の瀬なので、今年見た舞台を振り返って行こうと思います。
生観劇11回、配信11回。自分ルールで生観劇は月1回と定めているので、それに収まっていて良かった。(配信はいいのか?)
去年は個人的に『キャッツ』イヤーだったが、今年は『マリー・アントワネット』日本版と韓国版、『レ・ミゼラブル』、『ひかりふる路』を見たからフランス革命イヤーだったかな(レミゼはフランス革命じゃないけど)。
去年は時系列順にしたが、今年はジャンル別に分けてみた。せっかくなので、独断と偏見で評価もつけてみた。各1回ずつしか見ていないので席や体調の影響を含みます。最も楽しめた作品は★、次点は☆、配信で良かったものは◎。
東宝
脚本は嫌い、でも曲と歌と演出はすごく豪華で強制的に楽しまされる。しかも女2人の思想的戦いがあって好きにならざるをえない。助けてくれ。
初レミゼ。たぶん席がよくなかった。
行くはずだった回が中止になってしまったので大阪遠征をした。行くのが大変だった割りにはすぐ終わってしまい悲しかった・・・
ホリプロ
脚本が良くまとまっていて、実際の歴史の酷さをうまく伝えている。主人公2人が歌うまでよかった。
脚本も演出も人の心がない(褒めています)。しんどすぎて疲労困憊した。
歌うまイケメンがたくさんのホモソ。つまり2.5次元。
劇団四季・浅利演出事務所
夢醒めはいいぞ!個人的にはミュージカルのお手本だと思っている。
・ミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』(配信)
原作ファンなので改変が悲しかった。
☆劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート アンマスクド
全員歌が上手すぎてとにかく幸せ。
宝塚
これまで宝塚を見たことがなかったが、今年1年で少し親しむようになった気がする。漫画の『かげきしょうじょ!』も読んだし。来年は生で行ってみたい。
厳密には宝塚ではないがここに入れた。原作ファンとしては、構成とキャスティングがちょっとなー。
・宝塚歌劇『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』(配信)
なんだか局所的に良い。男同士の愛にもっとフィーチャーして!!
その他
戦争ものですごく辛いのに、エンタメとしても成立させる脚本の力!ミュージカル座はもっと人気出てほしい。年末年始に配信もあるよ
原田優一さんの七変化を楽しむ作品。
・ミュージカル『新テニスの王子様 The First Stage』
テニミュなのに歌がうまい(失礼)。
現代演出は面白かったけど、おそらくセットのせいで音響が悪くなっていたのが残念。
ブロードウェイ
・『スポンジ・ボブ ミュージカル:ライブ・オン・ステージ』(配信)
ストーリーが異様に世相に沿っていて可笑しかった。衣装の再現度とオシャレさがすごい。
やっぱりブロードウェイのクオリティは段違いだ。海外に行けるようになるのが待ち遠しいよー。
韓国
大好きなパク・ウンテさんが主演。コメディも素晴らしい。これ以来、パク・ウンテさんを見られていなくて寂しい。今やっている『フランケンシュタイン』も配信してください・・・
・ミュージカル『キム・ジョンウク探し(김종욱 찾기)』(配信)
・ミュージカル『伝説のリトルバスケ団(전설의 리틀 농구단)』(配信)
・ミュージカル『スワッグエイジ:叫べ!朝鮮(스웨그에이지 : 외쳐, 조선!)』(配信)
3作とも、大学路のオリジナルミュージカルで、韓国観光公社の無料配信。行けるようになったら見たいものが増えてしまって困るな。
やっぱり生の方がいいな。
去年の年末に、2021年に見たい作品について書いた。特に、『王家の紋章』に行かなかったのは後悔している。「アイシス様にクラスチェンジした新妻聖子を見に行くのもアリかもしれない。」と書いたけど、本当にその通りだった・・・生で見たかった。
See also:
去年の分!